薩摩会議2022のお弁当を担当させていただきました
2022年4月22日から24日の3日間、鹿児島市で開催された「薩摩会議2022」にて、日当山無垢食堂が3日間のお弁当を担当させていただきました。
北は北海道、南は沖縄まで。文字通り日本中から鹿児島にお越しになる皆さまに、食(お弁当)を通してどのようなメッセージを届けることができるか。
無垢食堂のスタッフも、主催者であるNPO法人SELFさんが毎晩配信した薩摩会議の予告Facebook Liveを見ながら、生産者さんたちと密に連携をとりながら、お天気と睨めっこしながらメニューを決め、心を込めて一つ一つのお弁当を仕上げました。
生産者と消費者の距離をもっと近くに
私たちは、毎日ごはんを食べていますが、その食材を「作った人」とどのくらい繋がりが持てているでしょうか?
今回の薩摩会議では3日間全てのお弁当に、食材の産地と生産者が明記されたお品書きを添えました。
生産者の皆さんも薩摩会議に合わせて、その日に一番良い状態で食材が仕上がるように、あるいは必要量を確保するために、ドキドキしながら食材をご用意くださいました。
Day1 メニュー
・大隅産太刀魚の若草焼き
・ソラ豆のコロッケ
・がね(鹿児島郷土料理)
・春キャベツの焼き海老辣油ペペロンチーノ
・こぶ高菜と新玉ねぎの土佐和え
・卵焼き(地鶏)
・春大根のラペ
・ツワの佃煮
・雑穀米
<生産者の皆さま>
太刀魚:内之浦 大隅漁業士会 柳川さん・坂下水産 坂下さん/スナップエンドウ:霧島 ひより保育園 住吉さん・職員園児一同/地鶏卵:霧島 カゴシマバンズ樋渡さん/新玉ねぎ:霧島 いちべじ 市原さん/人参・こぶ高菜:霧島 エコスマイル 並松さん/鰹節:指宿 オリッジ 地島さん/春キャベツ:霧島 shinofattoria 篠原さん/焼海老辣油(タカエビ):阿久根 下園薩男商店さん/春大根・ビーツ:霧島 竹一農園 竹ノ内さん/うるち米:霧島 西園さん/黒米:霧島 修行さん/塩:姶良 にしきの塩 黒江さん
<その他食材>
そら豆・ツワ・さつまいも・紫キャベツ・じゃがいも/鹿児島県産 ニラ/宮崎県産
Day2 メニュー
薩摩会議2022 Day2 お品書き
・大隅産ヘダイのアオサ天ぷら
・桜島鶏の唐揚げ
・霧島サーモンと春野菜のガトー・インビジブル・サレ
・ビーツと牛蒡のきんぴら
・筍とツワの煮物
・紫キャベツのラペ
・蕨のナムル
・雑穀米
<生産者の皆さま>
ヘダイ:内之浦 大隅漁業士会 柳川さん・坂下水産 坂下さん/アオサ:獅子島 島のごちそう 山下さん/桜島鶏:大崎町 ジャパンファームさん/霧島サーモン:霧島 ベクトル 田代さん/フルーツトマト:霧島 西代農園 西代さん/牛乳:伊佐 伊佐牧場/地鶏卵:霧島 カゴシマバンズ 樋渡さん/ビーツ:霧島 竹一農園 竹ノ内さん/人参 牛蒡:霧島 エコスマイル 並松さん/筍:ふじの商店 永岩さん/乾燥椎茸:霧島 松下椎茸 松下さん/うるち米:霧島 西園さん/黒米:霧島 修行さん/塩:姶良 にしきの塩 黒江さん
<その他食材>
ツワ・蕨・紫キャベツ・じゃがいも/鹿児島県産アスパラ/佐賀県産
Day3 メニュー
薩摩会議2022 Day3 お品書き
・大隅産太刀魚のロールフライ
・八角香る豚肩ロースのごまがらめ
・季節野菜と「旅する丸干し」のフレッシュハーブソルト焼き
・しいたけのたたき
・五色大豆と生ヒジキの新玉ねぎマリネ
・地鶏の煮玉子
・春大根のラペ
・こぶ高菜と間引き大根の漬物
・雑穀米
<生産者の皆さま>
太刀魚:内之浦 大隅漁業士会 柳川さん・坂下水産 坂下さん/旅する丸干し(ウルメイワシ):阿久根 下園薩男商店さん/人参・牛蒡・こぶ高菜:霧島 エコスマイル 並松さん/スナップエンドウ・間引き大根:霧島 ひより保育園 住吉さん・職員園児一同/ハーブ類:霧島 ここゆ農園 有村さん/ビーツ・春大根:霧島 竹一農園 竹ノ内さん/椎茸:霧島 松下椎茸 松下さん/新玉ねぎ:霧島 いちべじ 市原さん/五色大豆:霧島 マルマメン工房 増田さん/マイヤーレモン:阿久根 桐野柑橘さん/卵(地鶏):霧島 キリシマバンズ 樋渡さん/花鰹:指宿 オリッジ 地島さん/うるち米:霧島 西園さん/黒米:霧島 修行さん/塩:姶良 にしきの塩 黒江さん
<その他食材>
豚肩ロース・じゃがいも/鹿児島県産生ヒジキ/福岡県産
「ごちそうさまでした」
ちそう 【馳走】[名](スル)
1. かけ走ること。走り回ること。馬を駆って走らせること
2.(その準備のために走り回る意から)心を込めたもてなし。 特に食事のもてなしをすること。また、そのための料理。
「ごちそうさまでした」や「ごちそう」の「馳走」とは、おもてなしをするためにあちこちを走り回って食材を集め、心を込めて調理することを意味します。
鹿児島中から集めた、2022年の初夏の旬。参加者の中には涙を流しながら食べてくださる方もいらっしゃいました。
これからも顔の見える食の輪を広げるため、コツコツと食材に向き合ってきたいと思います。